こんにちは、kabo.代表の犬飼です。

ゆるゆると地域と若者がゆるくつながる場を作りたいと
あちこちで最近話をする機会をたくさんいただいていますが
kabo.を作るまでに実はすごく悩みました。
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昨年、ゲストハウスを作るぞ!そう決めたものの、
とよたのまちなかでゲストハウスなんてできるのかな
不安ばかりの中、仕事を辞めるために職場で話をしつつ
すぐにゲストハウスを作るにしても
経験値がなさすぎるからとよたの外に出て修行しよう!

そう思っていた矢先・・・

旅をするようになって通い始めた
愛知県奥三河地方東栄町にある体験型ゲストハウスdanonで
出会った素敵な人から大好きな奥三河で
「地域おこし協力隊」にならないかの話。素直に嬉しい話。

そこにいる人たちと一緒に働くなら「いましかない」
そんな想いと共に、その地域で挑戦してみたいことが
自分の中で、もりもり出てきてまずは1年、
やってみてもいいのかもしれない、と思いはじめ
本気で考えて考えて考えている時。

ひょんなタイミングで話をしてみたかった人に出会い
一時期とよたのまちなかでゲストハウスという話が
リノベーションスクールを終えた頃に聞こえてきていた
そんな噂が聞こえてこなくなっていたので、状況を聞いてみたら
プレイヤーがいなくて「なし」になったという話。

「わたし、とよたのまちなかでゲストハウスやりたいんです」

気が付いたら口から出ていた言葉。

いま、とよたを諦めて外に出てはいけないのかもしれない
そんな想いになってやっぱり大好きなとよたのために
わたしができることをやろう、そう思って言葉にしてみたら
すごい勢いで色んな話が進み始めました。

夢は100人に語れば叶う。
そんな話をどこかの本で読んだなあと思いながら
ゲストハウスをまちなかに作りたくてという話をすると

「観光客がいないまちなかに需要はあるの?」

「ひとりでやるなんて無理でしょ」

「頭おかしくなったかと思った。笑」

なんだかそんな話をされて、心が折れそうになっていたり。
ただ、そんな中でも

「おもしろそう!いいじゃん!」

「ぽくっていいね!がんばって!」

「協力できることがあればいつでも声かけて!」

など応援してくれる人がいたりで、心のバランスを取ったのでした。
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ただ、本当に自分でできるのか
何もわかってないし、お金もないし、宿業の経験もない
そんな中できるんだろうかと不安に思う中

「やってみないとわからない」という
わたしのいつものスタンスから
やってみて上手くいかなければ、
できるように変えていけばいいのか
そう思って、腹をくくりやることにしたのでした。

そして、色んな人に話をしながら
伝えることが下手くそすぎて、
解読がむずかしいこともたぶんたくさんあったと思うのですが
図にしてくれる人がいたり、
話していることをまとめてくれる人がいたりする中で

わたしのやりたいことって、ゲストハウスだけど
ふつうの宿泊施設がしたいわけじゃなくて
けっきょくは地域と若者がゆるくつながるそんな場で
地域の魅力を知ってほしいし、伝えるためで
そのためにツールとしてゲストハウスを使うだけなのだと気付き
とよたのまちなかでやる意味や、わたしがやる意味
わたしだからできる強みなどをいろんな場面で問われ
話をしながら一緒に考えてもらったりしてる状況でした。

何はともあれ
地域おこし協力隊をしない?
そんな言葉から真剣に考える機会をもらいながら
ひょんなことをきっかけに
話しをすることができた、そんな日。
それが、わたしの決意の日。

決意をしてからも道のりは長いです。

はじめてのことをする時って
思っている以上に腰が重くて
本気でやろうとしているのだけど
何をしないといけないのかわからなくて
どの順番でやればいいのかわからなくて
そんな中、いろんな人に助けてもらい
少しずつ前に進んできた話をまたします。

「わからない」って思考回路を停止させる。

それを少しずつ進めていくのって
なかなか大変だったなあ、と今思えばの部分もあるし
今でもできてないこともたくさんあります。
それでも、なんだってすぐにできるわけじゃないから
一歩ずつ前に進んでいくのが大切だなと
そんなことを思わされるここ数ヶ月なのでした。

以上、場をつくる!kabo.を作ろうと決意した日でした。